はじめに
やあ、こんにちは!
これまで全28回に渡ってPythonの基本から応用について学んできた。ここまで学んだなら、そろそろ次のステップへ進んでもいいと思う。
先生、こんにちは。
次のステップですか?
うむ、つまり本格的なスクールなどに通って、より専門的な知識技能を学ぶということだ。そろそろ私の知識では限界がきていると理解してもいいぞ。
なるほど(笑)
プログラミングを取り巻く現状の理解
今日はプログラミング塾・スクールについて詳しく説明していきたいと思う。まずは現状を理解することから始めよう。近年は子どもから大人まで、プログラミングを学ぶ人が増えている。その理由としては、次の三つが代表的だ。
- プログラミングが必修科目になるから
- 将来的に多くの仕事がAIに奪われるから
- プログラマーの需要が高まっているから
ふむふむ。
もう少し詳しく見ていくと、2020年12月現在時点では、すでに小学校教育の現場でプログラミング教育が取り入れられおり、今後日本の労働人口の49%が人工知能(AI)やロボットで代替可能になるという調査結果もある。そして、エンジニアやプログラマーなどのIT人材は、高い需要に対して供給が追いついておらず、今後少なくとも10年に渡り人材不足が予想されている状態だ。2030年には最大でおよそ80万人のIT人材が不足するという予想も立っている。IT業界はその後もさらに成長することが予想されるのでより高い需要が続く可能性があるのだ。
需要の高さや仕事の将来性を考えると、プログラミングの必要性が高いことがよく分かりますね。
プログラムを学ぶメリット
では次にプログラムを学ぶメリットについて考えてみよう。ヒロトはどんなメリットがあると思う?
はい、将来自分の職業を決めるときに、選択の幅が大きく広がると思います。
うむ、その通りだな。他にも次のようなメリットがある。
・副業にしやすい
・時間・場所を選ばず働ける
というものだ。
プログラミングのスキルを身につければ、副業として収入を得ることができるのだ。簡単なサイト制作などの案件が代表的だ。平日の昼間は会社で働き、夜や休日にプログラミングを生かした案件をこなせば、副業である程度の収入を得ることができるようになるだろう。
そして、プログラミングをするのに必要なのは、パソコン、ネット環境、電源だけだ。その3つがある環境なら、カフェや自宅でも仕事ができる。勤務時間や場所に縛られずに働きたいと感じている人にとって、プログラミングで仕事をする働き方は理想的なものだろう。
なるほど、とても魅力的ですね!
ああ、あとはこれまでプログラムを用いて数学の問題を考えてきただろう?例えば、最小公倍数や最大公約数を求めたり、与えられた正の整数を素因数分解したり、コラッツ予想を実験してみたりと。これらの学習を通して、確実に論理的に考える力がついたと言えると思う。順序だてて考えるということは、順序立ててプログラムを書くことと同じだからな。
はい、数学的な問題をプログラムで書くときは、まずこれをして、次にこれをして・・・みたいに順序というものをとても意識して書いてきました。
ああ、つまりプログラムを学ぶメリットとして、『論理的思考力がつく』ということもリストに加えてもいいだろう。
はい!
プログラミングスクールの紹介
小中学生向け
QUREO(キュレオ)プログラミング教室
最初に紹介するのは『UREO(キュレオ)プログラミング教室』だ。
新大学入試を見据えた小学生・子どもからの本格派プログラミングスクールである。
大学入試を見据えたとはどういうことですか?
2025年よりスタートする大学入学共通テスト「情報」にてプログラミングが出題されるのだ。これは生年が2006年4月以降の人が対象となる。このテストにも対応したカリキュラム組んでいるのだ。
なるほど、皆さん意識が高いのですね!
全国2972教室という数は、全国教室数No.1で、全国の小学生・中学生・高校生・子どもがQUREOプログラミング教室で学んでいるのだ。
へーすごい規模ですね!それだけ信頼と実績があるということですね。ところで、『QUREO(キュレオ)』というのは何かの名前ですか?
うむ、『QUREO』というのは、2200年近未来都市キュレオシティからきている。この仮想世界が舞台となって、ガイドキャラクターの『アルゴ』たちと一緒にゲームをクリアしながら楽しくプログラミングを学んでいくのだ。この教材は『IT企業サイバーエージェント』が開発していて質が高く、小学生が平均して2~3年ほどで高卒程度の基礎知識を習得できるようになっている。これは、プログラミング能力検定LV.1~4に準拠している。
ゲームをクリアしながら学べて、しかもしっかり実力もつくなんて素敵ですね!
それに加えて、先生が苦手なポイントやつまずいたポイントを一人ひとりに合わせて個別に指導してくれる。プログラミング学習に必要なタイピングも、独自のタイピングカリキュラムで学ぶ。200以上のレッスンを通じて、正しいポジションで単語や文を「早く」「正確に」入力するスキルが身につくのだ。そして、上で述べたように、大学入試を見据えた本格的なカリキュラムで、プログラミングの基本から本格的なテキストコーディングまで学ぶことができる。ただし、テキストコーディングはテキストプログラミングコース開講教室でのみ学習可能だ。このような取り組みの結果、e-Learning大賞にて『総務大臣賞』を受賞した経歴がある。
非常に幅広く知識・技能を学べるのですね!
授業料についてはどんな感じなんですか?
うむ、基本的な情報として、1回60分、月4回で税込み \9,900 だ。ただ、授業料は教室によって異なるらしく、公式ページから希望の教室を選んでメールアドレスなどを入力して送信すると、返信メールですぐに知ることができる。また、無料体験についても詳細を見ることができるぞ。
詳細は公式ホームページから確認ということですね!
『QUREOプログラミング教室』公式サイト(下の画像をクリック)
エデュケーショナル・デザイン株式会社の『デジタネ』
次に紹介するのは『エデュケーショナル・デザイン株式会社』の小中学生向けプログラミング教材『デジタネ』について紹介する。ここではゲームを作ってプログラミングを楽しく学べるというのが特色だ。
ゲームを作るなんて楽しそうですね!
うむ、子供たちが大好きなマインクラフトやRobloxなどのゲームを使った学習プログラムというものがあって、毎回自分が作ったプログラムが実際にマインクラフトのPC版に反映されることで達成感を味わいながら楽しく学ぶことができるのだ。
最近はディズニーコースも新設され、子供のレベルによってさまざまなコースがを選択できるのもうれしい。すべてのコースには分かりやすいレクチャー動画つきで、動画を見ながら進められるから初めての子どもたちでも分かりやすく、さらに、生配信のLIVEに参加したり、先生に直接質問することもできるライブ企画もたくさんあるのだ。下の画像がコースの一覧だ。
いろいろ楽しそうなコースがあるのですね!
これらは『ヒルナンデス』でも紹介された話題の教材で、2022年度『キッズデザイン賞』も受賞したらしい。
そうなってくると料金が気になってきますね!
うむ、料金については下の画像を見てほしい。
なるほど、思ったよりは高くはないですね。
特筆すべきはここからで、このスクールは完全に自宅でオンライン受講でき、100以上のレッスンが月額3980円で受け放題なのだ。今は、14日間の無料体験もやっているので安心して決めることが可能だ。
受け放題なのは魅力的ですね!
うむ、詳しくは次のURLからデジタネの公式サイトに飛んでチェックしてみて欲しい。
『デジタネ』公式サイト(下の画像をクリック)
中高向け
『Be Engineer』 中高生のための実践的プログラミング塾
次に紹介するのは、中高生向けのプログラミング塾である『Be Engineer』についてだ。この塾には次の三つの特徴がある。
- 京大生中心のエンジニアによる実践的な講座
- 注目言語のPythonを使用
- 日々アップデートされる教科書
京大生中心なのは斬新ですね!
うむ、まずは『京大生中心のエンジニアによる実践的な講座』についてだが、講師は全員500時間以上のプログラミング研修をクリアし、講師としての指導スキルを獲得した京大生を中心とするエンジニアである。京大発のITベンチャーで培われた実践的で最新のプログラミング知識を詰め込んだ独自カリキュラムを用いているので、社会で通用するプログラミングスキルを身に着けることができるということだ。
講師の方々がハイスペックですね!
うむ、次に『注目言語のPythonを使用』についてだが、現在「Python」は、多くの企業で採用されており、「YouTube」や「Instagram」といった有名なアプリの開発に使われている言語でであることは有名だ。Webアプリから機械学習まで広く実装できる上、文法が比較的シンプルなので初心者でも学習しやすいのが特徴だ。このことは、我々もPythonについて基本的なことを一緒に学んできたからよく分かるはずだ。
はい、とてもためになりました!
では最後に、『日々アップデートされる教科書』についてだが、ここはWebでの教科書を採用していて最新の技術を日々更新している。運営会社DeMiAが実際に150名以上のインターン生を本物のエンジニアにしてきたノウハウを中高生向けに教材化しているのだ。また、中高生教育に実績のあるワオ・コーポレーションが教材のチェックを担当しているため、中高生にもわかりやすい表現になっているのも特徴だ。
時代の最先端を載せている教科書なのですね!
『Be Engineer』で身につくスキルをまとめると次のようになる。
とてもハイレベルなスキルが身に付きそうですね!
うむ。実際の学習内容は、1年間のカリキュラムで次のようになっている。
- Webサイトの開発
- チャットアプリの開発
- 問題を解決するためのアプリの機能の設計
- HTML、CSS、Pythonなど主要な言語の基礎知識
- Djangoを活用したWebアプリケーション開発の技術
2年目以降は、
- SNSアプリ
- 決済機能のあるECサイト
などを制作することでさらに実践的なスキルを身につけていく。
すごい盛りだくさんですね!
そうなってくるとやはり料金が気になります。
うむ、料金については、通常授業の月額税込みで22000円で、
開講期間は、4月中旬~翌年3月中旬の1年間(2時間×3回/月)だ。つまり、月に6時間で22000円ということになるな。まあ、1時間3600円くらいだと考えればイメージがわくだろう?
はい、高すぎるということはないですね!授業はオンラインですか?
いや、オンラインでやるイベント授業もあるが、基本は校舎で受講すると思う。詳しくは下に載せた公式ホームページから確認してほしい。校舎は三つあって、
・京大本校(京都府京都市左京区吉田泉殿町1−34 ダイショウ百万遍ビル1階)
京都大学の向かいに構える校舎で、2階には運営会社の株式会社DeMiAがあるBeEngineerの本校。
・梅田校(大阪府大阪市北区芝田1丁目4−14 芝田町ビル 5F)
大阪大学を中心とした大学生スタッフが在籍し、手厚いサポートで共に学んでいる。大学の情報などプログラミング以外の学びも提供する。また、大阪梅田の駅近くに構え、好アクセス・夜も安心なのも特徴。
・東京神谷町校(東京都港区麻布台2-4-5 メソニック39MTビル)
おそらく最近できたのであろう、説明は『Coming soon』ということだ。
なるほど、3か所あるのですね!
東京神谷町校では、無料体験会を定期的に実施している。詳しい日程など興味があれば下の公式サイトから確認してみるといいだろう。
『Be Engineer』公式サイト(下の画像をクリック)
無料体験があるのはうれしいですね!
小中高向け
Code Land by プロキッズ
次の紹介するのは、小中高生向け本格派マンツーマンプログラミング塾の『Code Land by プロキッズ』についてだ。
こちらはオンラインなのですね!
うむ、ここの最大の特徴は『完全マンツーマン指導』であるということだ。
『メンター』と呼ばれる専属講師が、一人ひとりの興味やスキルを最大限伸ばせるようマンツーマンでサポートしてくれるのだ。分からないことはすぐに質問できて、とても密度の濃いレッスンを受けられるだろう。
マンツーマンなんて手厚いですね!
また、興味や成長にあわせて選べるコースが充実している。初心者向け〜大人顔負けの言語も多数用意されている。日本全国から世界中に生徒が在籍しており、小学生・中学生・高校生もOK!たくさんの習い事をしていても50分の空き時間があれば大丈夫だということだ。下の画像がコースの一覧だ。
とても充実していますね!マンツーマンでこれだけ充実した内容だと料金が気になります。
うむ、料金については以下の画像の通りとなっている。
1回50分のマンツーマンレッスンを月2回からの料金となっているぞ!
マンツーマン指導なので、料金に見合う見返りがあるでしょうね!
うむ、そして大事なことは『入会金が0』だということだ。多くの会社が入会金を取っている中、『Code Land』は取っていないというのは魅力的だ。下の画像は『Code Land』が出している他社比較の表だ。
とても良心的な料金設定なのですね!それでいて完全マンツーマン指導なんてすばらしいの一言です!
プロキッズ代表の原 正幸氏によると、プロキッズが目指すプログラミング教育のゴールは、自分の力で好きなものを作りだすといった「モノづくりできる人」になることだと述べている。下の画像は受講者の声だ。
手厚く指導されてきただけあって、充実した時間を過ごせていることが感じられます。
うむ。教室は、御成門校(東京都港区)と秋葉原校(東京都台東区)の2か所あるぞ。オンラインレッスンだけではなく、『教室レッスン』も実施しているらしいので希望するならできるだろう。
教室レッスンもあるのは心強いですね。
そして、約45分の無料体験も実施中で、今なら子供のスキルチェックやコースの提案を無料で行うみたいだ。もし興味があるなら、上で紹介したコース内容の詳細なども含めて、下の公式サイトから確認してみるといいだろう。
『Code Land by プロキッズ』公式サイト(下の画像をクリック)
社会人向け
Aidemy Premium
最後に紹介するのは、社会人向けのプログラミングスクール『Aidemy Premium』だ。
いよいよ最後ですね。
Aidemy Premiumは未経者でも基礎から企業施策レベルまで活かせるAIスキルが身につPython特化型プログラミングスクールである。このスクールは、3か月集中して『AIプログラム』を習得する『オンラインコーチングサービス』が特徴だ。
今話題のPythonが、3か月集中してオンラインで学べるのですね。実際にはどのようなことが学べるのですか?
うむ。完全な初心者から研究者まで対応した全7講座がよういされている。それらは、
- データ分析講座
- AI アプリ開発講座
- 自然言語処理講座
- 機械学習マスター講座
- E 資格対策講座
- ビジネスAI活用講座
- 組織を変えるDX講座
とても充実したラインナップですね!
これらの講座を通して、主に次の三つのことが学べる。
- AIプログラミング:AIを使って何かプロダクトを作る
- データ分析:経験や勘ではなく分析ベースで成果を上げる
- E資格の取得:資格を武器に転職をする
なるほど。選ばれるのは理由があるのですね!
更に通常のスクールとは異なり、受講者の進捗管理を徹底して行っており、専属メンターがオンラインで徹底的にコーチングしてくれる。そして、完全オンライン完結型だから、日本全国どこにいても受講可能だ。
料金についてはどんな感じですか?
うむ、料金については下の表を見てほしい。
本格的なスクールだけあってかなり高額ですね!
うむ、ただ一番右の列に〇がついている給付金対象となっている講座は、専門実践教育訓練給付制度の対象で、受講料のうち最大70%国から支援される。詳しい内容などについては一番下の公式ホームページから確認してほしい。
70%は大きいですね!
さらに、受講後の8日間以内の申し出で全額返金保証してくれる制度もあるので、とても安心して選ぶことができる。サポートに自信がるからこそできる保証制度だ。もし気になったら、公式サイトから、まずは無料のオンライン個別相談を予約して受けてみるといいだろう。
『Aidemy Premium』公式サイト(下の画像をクリック)
まとめ
さてこれまで紹介してきたプログラミングスクールをまとめよう。
はい、お願いします。
今回紹介したのは、全5つのプログラミングスクールだ。それぞれのスクールの特徴と公式サイトのリンクを簡単にまとめておいたので参照してほしい。
小・中学生向け
・QUREOプログラミング塾(教室受講)
→キュレオシティを舞台にゲームをクリアしながらプログラムを学ぶ
公式サイト:
・デジタネ(オンライン受講)
→マインクラフトなどのゲームを使って学習
公式サイト:
中・高生向け
・Be Engineer(校舎で受講が基本)
→京大生中心のエンジニアによる実践的な講座
公式サイト:
小・中・高生向け
・Code Land by プロキッズ(オンライン・教室受講)
→完全マンツーマンプログラミング塾
公式サイト:
社会人向け
・Aidemy Premium(完全オンライン完結型)
→3か月集中Python特化型プログラミングスクール
公式サイト:
どのスクールも個性的で魅力的な取り組みをしていることが分かりました。実際選ぶとなるとかなり悩みそうですね?
うむ、まずは気になったいくつかのスクールの無料体験を受けてみるといいだろう。どのスクールも無料体験を実施しているので積極的に利用するといいだろう。その上で一番自分に合ったスクールを選ぶという流れが無難だろう。
はい、サイトから得られる情報にも限界がありますからね!まずは無料体験を受けて実際に授業を受けてみることが大事ですね。
うむ、そういうことだ。では、今後も精進することを願っているぞ。これまでお疲れさん。
はい、ありがとうございました!
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